電気工事施工管理を攻略しようよ
■文系出身者や女性の方(電気工事施工管理)
女性や文系出身者の方が、なぜか施工管理を取得しなければならない。
そのような不思議な状況がよく見られます。
しかも割と多く見られます。
試験会場でも結構見かけますね、エンジニア女子さん。
女性と言っても、もともと理系出身でスラスラ理解できる人もいるのですが、
そういった理系女子の方は、そもそもこのページを見ていないと思います。
従ってここでは、物理も数学も文字通り「サッパリ」な女性を対象としています。
文系出身(の男性)や女性の方が、なぜ電気セコカンといったニッチな専門分野に足を踏み入れたのか。
そのような背景・経緯には特に触れませんが、
どのような背景・経緯があるにせよ、全員一律の国家試験で合格しなければなりません。
か弱い女の子だからという理由で、少しおまけをしてくれるようなことは絶対にありません。
文系出身の男子だって同様です。
全員が同じ条件で戦います。
キャッチボールすらしたことのない人が、突然マウンドに上がって、
現役バリバリの打者と対戦するのです。
どう考えても勝ち目はありません。
つまり、最初から文系出身者や女性の方は不利な戦いを強いられているのです。
では、この不利な状況を打開して、少しでも合格に近づくにはどうすれば良いのでしょうか。
勉強時間を倍にする・・・
無理です、勉強時間を倍にしても、わからないものは永久にわからないままです。
より厚い参考書を購入する・・・
逆効果です。厚い参考書はモチベーションを下げます。不慣れな方は薄い方が好ましいです。
そうです、
勉強は量ではないのです。
電気工事施工管理の勉強のコツは、量ではありません。
また、気合や根性でもありません。
では、女性や文系出身者が電気セコカンを勝ち取る手段はないのでしょうか。
はい、ありません。
ありませんと言うのは短絡的すぎる表現ですが、
理系出身者と同じやり方では、極めて困難と言わざるを得ないでしょう。
参考書は、ある程度の知識がある人を対象にしています。
オームの法則すらわからない人に、手取り足取り優しい口調では書かれていません。
つまり基礎知識が不足している人が、それを抜きに参考書を読み始めても無駄です。
いずれ独学を中心に勉強を進めてゆくにしても、
「しっかりとした基礎固め」をしないと何も始まりません。
そうです。
電気工学の勉強に取り掛かる前に、まずは物理や数学の基礎を押さえましょう。
いやいや、
次回の電気施工管理の試験に既に申込みをしていて、タイムリミットが迫っています。
今から基礎固めをしている余裕などありません。
仕方がありませんね。
打開策としては・・・
あっ!!
このサイトをここまで読んできた貴女なら、もうおわかりですよね。
賢く知的な貴女!
そうです。
出ない問題を徹底的にカットして、勉強の総量を減らすのです。
ここまで、何度となく指南してきましたね。
出る可能性のある問題と、出ない問題との明確な区別。
これを、理系出身者よりも更に追及するしかありません。
勉強すべき問題を、極限まで絞り込むのです。
何しろ、一問あたりの勉強時間が長くかかる訳ですから・・・
あれもこれもと、欲張って手を広げるのは自滅行為です。
出題されない問題を徹底的に除外して、出る可能性の高い問題に集中するのです。
でも、
決して、根拠もなく範囲についてヤマを張るのではありませんよ。
出題分析の情報に敏感になって、戦略的に分別してゆくのです。
これで見えてきましたね。
正しい選択をする貴女には、合格の神様はきっと微笑んでくれるでしょう。
そうそう、文系出身の男性も同じですよ。
ご健闘をお祈りしながら、結びといたします。
← サイトトップへ