電気工事施工管理を攻略しようよ
■電気施工管理へのアプローチ方法(電気セコカン)
電気工事施工管理にチャレンジしたいけれど、どのようにアプローチして良いかわからない・・・
このような声がよく聞かれます。
参考書や問題集をパラパラと眺めてみたけれど、宇宙語が書かれていてサッパリ・・・
単語の意味すらわからないし、意味を調べようにも調べる手段すらない。
そのような方が多いのではないでしょうか。
でも、
それで良いのです。
わからなくて正解です。わかる筈がありません。
最初はみんな、同じスタートラインに並んでから走り始めているのです。
そのスタートラインから、「合格」という名のゴールに向かって走り始めるわけですが、
どういった勉強方法をしたかによって、それぞれに差がついてきます。
有利な勉強法を用いて、ライバルたちよりも効率よくスピーディに進めてゆく人。
やってはいけない勉強法で試験当日までに合格ラインに到達できず、撃沈する人・・・
(後者の方が、圧倒的多数ですが)
勉強法の選択は、貴方の合否を間違いなく左右します。
「どういった勉強法を用いたか。」
どうでも良いことの様に見えますが、これを舐めたら痛い思いをします。
ですから貴方には、是非とも有利な勉強法を理解した上で、アプローチして欲しいのです。
有利な勉強法?
勉強法というのは、すなわち「時間の使い方」です。
ではいったい、どのように時間配分するのが適切なのでしょうか。
ここで、資格の勉強に慣れていない人のお決まりパターンがあります。
不慣れな人は、決まって「何をすべきか」ばかりに着目してしまうのです。
「何をすべきか」という目線のみのアプローチ。
そのため、あれもこれもと、数多く手を出したがります。
その結果、必要以上に勉強量が膨大に膨れ上がってしまいます。
過大な勉強量に対して時間が不足し、試験日までに撃沈してしまうのです。
早々にあきらめて、当日に試験会場に行かない人の多いこと。
電気工事施工管理の棄権者は、なんと21%もいるんですよ!
貴方も、その一員になりますか?
有利な勉強法は全く逆です。
「何をすべきか」ではなく、「何をしてはいけないか」という目線で見るのです。
意外かも知れませんが、無駄な勉強を排除することが、合格への最短ルートなのです。
時間は限られています。
例えば、過去問題。
昨今のマークシート試験は、過去問題の実践が効果的とよく言われます。
その通り、とても的を得た勉強方法ですよね。
しかし、やみくもに過去問題に取り組んでいませんか?
過去問は非常に有用ですが、力任せに量をこなせば良いというものではありません。
その中に、「明らかに出ない問題」がたくさん含まれているのです。
当たり前ですが、出ない問題は文字通り出題されません。
出題されない問題に、時間を掛けないでください。
出る可能性のある問題と、明らかに出ない問題との区別。
この一言に尽きます。
とにかく、必要以上に手を付ける範囲を広げないことです。
そもそも本番の試験で、どれ位の点数を取りたいという目標がありますか?
ただ「合格したい」だけでは、ゴールがあいまい過ぎて、計画を立て難いのです。
具体的に言うと、65点を目標にするのと95点とでは、勉強の仕方は異なります。
電気工事施工管理は60%が合格基準なので、65点ならとりあえずセーフですね。
貴方は何点を取りたいのでしょうか?
元気よく「もちろん100点です!」という人は、資格試験に向いていません。
もっと社会勉強をしてから、出直した方が良いです。
現実的には「85~95点を視野に入れつつ、最低でも65点は取りたい」が本音でしょうか。
しかし、これでは幅が広すぎます。
65点と95点とでは、勉強量が倍くらい違ってきます。
意外に思うかも知れませんが、これが資格試験の実態です。
何時間を使って、何点を獲得するのか。
ここを明確に見定めることができた人を、勝者と呼ぶのです。
そのためにも、無駄な勉強に時間を使わない。
出ない問題に手を付けない。
この考え方が、非常に重要になってくるのです。
→ 次へ(電気施工管理の難易度と合格率)