電気工事施工管理を攻略しようよ
■過去問題を食べつくせ(電気工事施工管理技術検定)
冒頭でも触れましたが、施工管理の合格に必要となるのは過去問題の克服です。
参考書を「読む」ことより、過去問題を解くことの方が数倍の価値があります。
過去問題のパワーを過小評価しないでください。
理屈抜きに、とにかく過去問題です。
電験やTOEICなどの一部の例外はありますが、
現代のマークシート試験のほとんどは、過去問題からの繰り返し出題となっています。
イメージとしては、回転寿司のような感じです。
過去に出題されたものと同じ問題が、機械作業のようにグルグル廻ってきます。
問題のレパートリーに限りがあるため、斬新で幅広い出題ができないのです。
その結果、定番のネタだけを数年おきに循環させざるを得ないのです。
つまり過去問題さえ抑えれば、カンタンに正答することができます。
この事実を軽視している受験者が、あまりに多いこと・・・
実際には毎年1~2問の新問題が加わるため、100点満点を取ることは困難。
ただ合格ラインである60%を上回る、65~75点を稼ぐことはラクラク可能です。
そうです、過去問題を「ある程度」食べておくだけで、充分に合格圏内に入るのです。
いかに過去問題が有用であるかが、分かるかと思います。
これでもまだ、参考書を前から順番に読みたいですか?
「やってはいけない勉強法」という意味が、少しずつ分かってきたでしょう。
過去問題を克服せずに合格はあり得ないと、ハッキリ断言できます。
おめでとうございます!
これで無理をすることなく、合格が待っていますね。
しかし、しかしです。
過去問題は前回のものから大昔まで、それこそ無数にあります。
直近のものだけを、軽くつまんでおけば良いのか?
あるいは、最低でも7~8年分を大食いしておくべきなのか?
手を付けるべき過去問題の量については、さじ加減が分かりません。
そうです、これは割とシビアな問題なのです。
試験や科目によってこの幅は違うために、一筋縄には表現できないようです。
なんともフワフワと、雲を掴むような感じになりますね。
今回受験する、電気工事施工管理はどうなのでしょうか?
実は、この部分に着目した専門の分析屋さんがいたりします。
以前は、必勝合格研究会が過去問題の攻略シートを配布していました。
有志メンバーで運営されていた、伝説の研究サークルですね。
ハズれる事がほとんどない、非常に精度の高い分析データとして評判でした。
「落ちる方が難しい」と、よく言われたものです。
しかし残念ながら、数年前に解散してしまいました。
現在では・・・
これに近い情報の配布は、のぞみテクノロジー社の「出るハン・出ずモン」がお馴染みですね。
内容の精度としては、「必勝」さんと同じレベルでしょうか。
試験の2~3ヶ月前が配布時期になるので、サイト情報には要注目です。
過去問題の範囲さえ固定できれば、勉強の量は決まったようなもの。
ここから出題されることが分かっているのだから、もう余裕ですね。
あとは実際にその問題を解いてみて、解説を見ながら理解を深める。
この繰り返しです。
あぁ、過去問題よ・・・
合格に一気に近づく、最強の武器なり。
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